アヌビス ゾーン オブ ザ エンダース
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS

アヌビス ゾーン オブ ザ エンダース スペシャルエディション
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS SPECIAL EDITION

ハード プレイステーション2
ジャンル ハイスピードロボットアクション
発売日 価格 2003.2.13 ¥6800

2004.1.15 ¥3300 [スペシャルエディション]
2004.1.15 ¥3500 [初回限定版]
2005.5.26 ¥1800 [コナミ殿堂セレクション]

メーカー 発売元:コナミ
開発元:KECJ
仕様 ・DVD-ROM1枚組
・メモリーカード8MB 140KB以上
・アナログコントローラー(DUALSHOCK2)専用
・「Z.O.E」のストーリーをまとめた映像を収録
・CERO:12歳以上対象
・対戦モードあり(隠しモード)
・「第6回 CESA GAME AWARDS」 GAME AWARDS FUTUER 受賞
・「第7回 CESA GAME AWARDS」 GAME AWARDS 2002-2003 特別賞
・「第7回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門審査委員会推薦作品」選出
ストーリー 22世紀。人々は重力から開放された
新たな土地を求め、宇宙へと活動の範囲を広げていく人類。テラフォーミング化された火星は地球各国の植民地となり、その手は更に木星へと伸びていく。新たなる資源、新たなる土地は人類の未来を切り拓く一方で、新たなる問題をももたらした。火星16カウンティ(地球各国が統治する「州」)及び木星圏コロニーに住む人々は地球の圧制の元で管理され、辺境の住人、"エンダー"と呼ばれた。重力に縛られた地球育ちと宇宙育ちの間には埋めきれない溝が生まれ、いつか管理するものとされるものとして反目しあうことになっていく。

メタトロンの発見
そんな宇宙開拓の中で発見された未知の鉱石、メタトロン。エネルギー資源としての優位性のみならず、その多様な利用価値が注目を集めた。だが、同時にメタトロンの強大なエネルギーは軍事面においても利用されていく。火星の反地球勢力はメタトロンを使用した巨大人型兵器、オービタルフレームを極秘裏に開発。地球側の人型兵器LEVに対し、その圧倒的な機動性の差を見せつける。それまで数で地球に適わなかった火星の反地球勢力は、初めてそれに対抗しうる力を手に入れることになる。

木星衛星軌道上コロニー、アンティリア
木星圏での資源採掘を目的に木星衛星エウロパの軌道上の建設された人工コロニー、アンティリア。ここは同時に火星反地球勢力の中核をなす、バシリアカウンティのバフラム軍とネレイダム・ユニバーサル・テクノロジー社(NUT)による新型兵器開発にも利用されていた。彼らは地球から遠く離れたこの地で新型オービタルフレーム「ジェフティ」と「アヌビス」を開発。だが、この事態を知った地球側は連合宇宙軍(UNSF)をアンティリアに派遣し、2172年、新型オービタルフレームと共にこのコロニーを武装占拠した。

2172年 アンティリア襲撃事件(『ZONE OF THE ENDERS Z.O.E』)
その数ヵ月後、バフラムは連合宇宙軍から2機のオービタルフレームを奪還すべく、指揮官にノウマン大佐、副官にヴァイオラ中尉おいたオービタルフレーム中隊を送り込む。連合宇宙軍のLEV部隊はオービタルフレームの前に歯が立たず、瞬く間にアンティリアはバフラムに制圧される。この作戦でアヌビスはバフラム軍の手に渡ったが、ジェフティは奪取を免れた。時を同じくしてこの2機の回収の任務にあたっていた連合宇宙軍の特務部隊、アトランティス号副長、エレナ・ワインバーグは、バフラム襲撃の混乱に巻き込まれた少年レオ・ステンバックに、軍事施設から宇宙港へのジェフティの移送を依頼。レオはヴァイオラたちバフラム軍の襲撃を受けながらも、宇宙港に待つアトランティス号へとジェフティを運び込み、辛くもアンティリアを脱出したのである。

バフラム、火星制圧
西暦2174年。アヌビスの基礎研究を元に開発された新型オービタルフレーム群により圧倒的戦力を手にしたバフラム軍は、ついに火星、地球の武力制圧を開始した。アーマーン計画の指揮者となったノウマンの襲撃により連合宇宙軍は壊滅状態。アヌビスに火星の大地は焼き尽くされ、バフラムの独裁を決定付ける不落の軍事要塞、アーマーンの完成は目前に迫っていた。だが、アーマーン計画を完遂させるためには、その鍵となるジェフティをおさえる必要があった。ノウマンは再びジェフティの奪取を計画する。一方、連合宇宙軍はバフラムに占拠された火星圏の警戒網をかいくぐることを断念。ジェフティを木星圏に破棄し、バフラムの目から隠した。

覚醒するジェフティ
同じ頃、木星衛星カリストで砕氷作業をしていたLEV作業員のディンゴ・イーグリットは、その作業中に協力なメタトロン反応を確認。その先に1機のオービタルフレームを発見する。オービタルフレーム、ジェフティの覚醒。それはかつて戦場にいたディンゴの過去を呼び覚ます。

アヌビスとジェフティ、そしてアーマーン計画。火星圏を舞台に最後の決戦が始まる。

機体 ジェフティ
私的レビュー 前作Z.O.E.の続編。オービタルフレーム、ジェフティを操作して数々のミッションをこなしていくロボットアクション。
木星を舞台にジェフティとアヌビスが対峙するストーリー。
前作と同じスタッフで製作されている他、ゲストデザイナーとして金子一馬氏が参加。
システムや操作性を維持しつつ操作性や爽快感を向上させている。
ロックオンショットやサブウェポン、斬撃や投げなど以前にはなかった攻撃が多数搭載されており、戦闘時に非常に多彩なアクションを行えるようになっている。

続編としてシッカリと前作で挙がっただろう不満点をほぼ解消しているのは評価が高い点。
前作の戦闘では浮遊するロボットにも関わらず高低差を生かせなかったり、武装の少なさで戦闘の面白みが欠けていたりといった点が気にはなっていましたが、今作では近接戦闘などで高低に斬り上げたり叩き落としたりといった使い方も行えるようになったり、豊富にサブウェポンを用意していたりといった改良点。
また、射撃では複数ロックオンを行ってのホーミングショットやバースト攻撃、周囲のオブジェクトを使用して敵を攻撃したりなど非常に幅広い攻撃が可能となっている。
また凄いと思わせる点はこれらが前作の主人公が未熟な故に行えない動作だったが、今作の主人公が凄腕だから行えるアクションだと思わせれるのが凄い所。敢えて前作動作を少なめにしたんじゃないかと思うくらい。

グラフィックも非常に綺麗で、ストーリー展開に関しては前作の3DCGから2Dアニメに切り替えが行われている。
また、難易度もほどほどの設定で短さを感じさせないほど。各ステージのバリエーションも豊富で、ロボット物でもレアケースで燃える1対艦隊戦や、多対多の乱戦なども非常に良い。またクリア後に設定別のミッションや、対戦モードなどもあり、本当にボリューム満載である。また、クリア後のオマケでグラディウスの3D版っぽいのもプレイ可能だったりする。

評価 ラストはチート性能:★★★★★
関連作品

ZONE OF THE ENDERS Z.O.E (PS2) [前作]

関連商品

-特典-
・アヌビス特製携帯ストラップ
・ANUBIS ZONE OF THE ENDERS ポスター[コナミスタイル限定セット用]

-アヌビス ZONE OF THE ENDERS コナミスタイル限定セット-
・ANUBIS ZONE OF THE ENDERS [ソフト本体]
・ANUBIS ZONE OF THE ENDERS CHRONICLE [200Pに渡るA4判超豪華ブックレット]
・ANUBIS限定特製 レリーフ [ゲビーゲイジ原型による特製ブックレット]
Beyond the Bounds 〜Theme from "ANUBIS" [主題歌CD 全5曲]

-スペシャルエディション初回限定版 同梱内容-
・ソフト本体
・スペシャルマキシシングル
・限定スペシャルパッケージ仕様
・インデックスカード封入

-攻略本-
・アヌビス ZONE OF THE ENDERS 公式ガイドブック/双葉社
・アヌビス ZONE OF THE ENDERS コナミ公式パーフェクトガイド/新紀元社
・ビジュアルワークス オブ アヌビス/角川書店

-CD-
・Beyond the BoundsTheme from "ANUBIS"/コナミミュージック [マキシシングル]
・アヌビス ZONE OF THE ENDERS オリジナルサウンドトラック/コナミミュージック [アルバム]

-Other-
・アヌビス レジンキット(原型:浅井真紀) [コナミスタイル専売] ※ガレージキット