-プレイステーション版-
ウルフファング 空牙2001

 WOLF FANG 2001

-セガサターン版-
ウルフファング・SS

 WOLF FANG・SS

ハード プレイステーション
セガサターン
ジャンル シューティング
発売日 価格 1996. 3. 1 ¥5800 [プレイステーション]
1997. 3.27 ¥5800 [セガサターン]
2000.12. 7 ¥1980 [プレイステーション マル安シリーズ7]
2003. 8.28 ¥1500 [プレイステーション MajorWaveシリーズ]
メーカー エクシング [発売元]
辻事務所 [開発元]
データイースト [アーケード版製作]
仕様

-プレイステーション-
・CD-ROM 1枚組
・メモリーカード対応 1ブロック以上
・1〜2人用
・アーケード移植作
・アレンジモードが追加
・OPムービー追加収録

-セガサターン-
・CD-ROM 1枚組
・バックアップRAM対応 使用量:9 「WOLFFANG_01」
・1〜2人用
・アーケード移植作
・アレンジモードが追加
・OPムービー追加収録

ストーリー

AD1999年。
未知の敵“ラグナロック”に対して行われた
オペレーション“VAPOR-TRAIL”は、
戦術戦闘部隊“空牙”によって成功をおさめた。
しかし、“ラグナロック”は壊滅したわけではなかった・・・・・・。

AD2001年。
オセアニア大陸での“ラグナロック”の活動が
確認された事により、新たな作戦が行われる事となる。
作戦内容は、新たに装備された“装甲機兵”の実戦テスト。
そして、シルフ隊、ヴァルキュリア隊による爆撃目標を
明確にする事。
6機の大鳳型輸送機隊と、セイレーン護衛戦闘機隊は
漆黒の中を次々と離陸していく。

AD2001年、鋼の牙を持った狼達の闘いが、
今始まろうとしている。

機体 蒼龍(ジャケット&OPムービーメイン)
私的レビュー 言わずと知れたデータイーストの名作シューティング。
サブウェポン、腕、足を組み合わせて好みの性能のロボットを使用できます。
本作はアーケード版にOPムービーやオリジナル版を加えた移植ソフトです。

正直発売された時点でPS版しかウルフファングを触れた事が無いのでアーケード版とは
比べたくても比べられなかったりしました。移植度はイマイチ。
その代わりアーケードになかった機体色の追加、アレンジBGM、声優起用と追加要素は結構豪華。
でも遊び易く難しくも面白いゲームです。
自機は胴体(サブウェポン)4種、腕(近接武器)4種、脚部4種から組み合わせる事ができ
そのパターンは64パターン。それぞれにカッコイイ和名な名前が付けられてます。

攻撃はショットとサブウェポンと格闘攻撃。格闘攻撃は敵に接近した時に自動的に切り替えられます。
また、ショットはアイテム取得により変更、パワーアップ可能となっており、変更する武器もある程度
選択できる形にはなってます。
サブウェポンは専用ゲージ蓄積具合によって使用回数が異なったりします。
自機はライフ性でゼロになったら装甲機兵を破壊され、自ら生身で戦う羽目になります。
その状態でダメージを受けた場合に1機消滅します。
しかし、生身の状態で各パーツアイテム(ボディ、アーム、レッグ)を揃えた場合は装甲機兵が復活します。
ここら辺も良く出来たシステムですね。非常にニクい作りです。
ダッシュや射撃固定も行え、更には道中で猟兵を拾えばオプションとして
一緒に戦ってくれます。また、装甲機兵を失った後も後ろを付いて来て戦ってくれます。
何か凄い健気な奴らです。
操作しにくくて思いのほか慣れるまで移動が難しいゲームですけど、結構色々な面でフォローされてたりします。生かせるかどうかは別として。

純粋なシューティングというよりはアクションシューティング。シューティング要素の方が多いけど。
演出も音楽もよく未だにゲーセンで遊んでる人とか見るので非常に人気はあると思う。
移植に関してはかなりアレな移植をし続けて人々を事ある毎にガッカリさせてるエクシングなんで
色々と不安なんですが、まぁエクシングにしてはマシな方です。ガンフロンティアとかガンフロンティアとかガンフロンティアより比べると・・・。
宿命として、処理落ちとかボス前に一瞬シークで止まるとかあるけど、
移植版でそーゆーのを気にしたら負けだとは思う。文句言うなら基盤買えって話になるんで・・・。
SS版とPS版どっちが良いかって話ならちょっとだけSS版の方が良いですね。
入手のし易さはPS版の方が上ですけど、SS版の方が後開発なのと、ボス戦モードとかも追加されてます。

ちなみにロボットゲームらしく(?)何故かドムっぽい敵機体(名称はバーサーカー)が3機同時に出てきたり、
ローラーダッシュも出来たり、パイルバンカーやアイアンクローといった特徴的な武器や、機体が破壊されたら生身で戦う事を余儀なくされたり、極めつけに装甲騎兵と呼ばれたりとやっぱり結構ロボットアニメを
(特に某ボトムズ)を意識してる感じがして開発者のロボット愛を感じました。
ロボゲーとしては機体選べる!生身でGO!難易度ハード!アツい!と、揺さぶられる要素満載で
最高なゲームです。やっぱ機体が色々使えて攻略できるのは面白い。
ウルフファングを遊んでる人を見たらまず愛機を尋ねてみるのは、挨拶の一貫です。

俺っすか?烈風使いですよ。パイルバンカー最高!!

評価 燃えゲー:★★★★★
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