カルネージハート　EZ Carnage Heart　EZ
ハード	プレイステーション
ジャンル	戦略シミュレーション
発売日　価格	１９９７．７．２４　￥５７００ ２００３．７．２４　￥１５００　［SuperLite　1500シリーズ］
メーカー	ARTDINK
仕様	・CD-ROM　１枚組 ・メモリカード対応　５ブロック ・１人用 ・プレイステーションマウス対応 ・メモリカード使用により他データと対戦可能 ・メカニックデザイン　横田 宏
ストーリー	西暦2025年、爆発的に増加し続ける人口を抱えた地球は、悲鳴を上げていた。 1990年代後半から続くインフレのため、貧富の差は激しくなり、景気の低迷、 犯罪の増加などマイナス要因を際ただせていった。 そして、2031年。各国政府は、危機に瀕している各資源を得るため、ようやく、 宇宙に飛び出すことを決定する。 先陣を切ったのは、アメリカだった。月での鉱物資源採掘を開始したのだ。 そして、その後を追うように、各国が参入し始めた。 しかし、その結果新たな問題が月の上で起こり始めた。より多くの資源を手に 入れたいがために国同士の衝突がいくつも発生したのだ。その例が翌年の ６月に起こった”嵐の大洋紛争”である。 月にある、”嵐の大洋”と呼ばれる場所近くで採掘を行っていたフランスと ブラジルが、資源採掘範囲をめぐり争い始めたのだ。 そして、その小競り合いは、最終的には紛争に突入する。 この時、フランスは世界に先駆けて”重装甲無人機動兵器”、今ではOKE・ オーバーキルエンジン（OverKillEngine）と呼ばれ、軍需産業の花形である いわゆる”ロボット兵士”を投入、多大な成果を上げた。 この事態を重く見た世界連合（旧国際連合）は急遽、連合内に新たな 機関を設立する。 それが、”SMRPA”（Space Mining Resource Association）宇宙資源探査協会 である。安全・公平な採掘を実現させるべく、各国を導いたこの組織のおかげで、 何とか世界は秩序を回復した。 そして、それから28年後の2059年。すでに火星の資源採掘と移住を果たした 人類は、新たな発展の場を再び探す必要に迫られていた。そして、待ち望んで いた新たな資源が、木星の衛星で発見された。 木星の周りに浮かぶ16の衛星の内、エウロパ、ガニメデ、カリストの３つで鉱物 資源が確認されたのだ。だが、それは人類の新たな試練の序曲でもあったのだ。 各国で、少しでも多くの資源採掘権を得るために、各国を出し抜く諜報戦が活発 化し始め、SMRPAもその監視を開始した。が、SMRPAがキャッチしたのは、国家 ではなく、ある「企業グループ」の怪しい行動だった。 その疑惑の対象となったのが、資本主義陣営の旗印「ドラッケン・グループ」である。 世界中の、数百の企業が集まって出来た巨大な企業集合体であり、その総資産は 日本円に換算すれば、約890兆円という、途方もない額になるという。 長年の宇宙資源開発でも、資金面・研究開発面において、多大な貢献をしており、 ついにはSMRPAに対してその明らかな見返りを要求してきたのだ。 そして、とうとうあってはならぬ事が起こってしまった。 その発端は、アメリカNASAが公表したたった一枚の写真だった。 ドラッケンの所有する、宇宙住還型貨物輸送船が世界連合の巡洋艦に 撃墜された瞬間の写真。 それは交渉の決裂と、今後の展開を如実に物語っていた。 そして、世界連合が多国籍軍として船を木星軌道に向けて出発させた事などが ジャーナリストの手によって人々に知られるところとなり、 ついに事態は避けられない方向へ進んでしまう。 2073年9月、世界連合はベルミア条約にのっとり、戦争を解決法とする事を 正式に宣言。ドラッケン側の代表団もそれに同意し、ついに歴史上例を見ない、 企業対国家の戦争が勃発した。
機体	OKE
私的レビュー	その名の通りカルネージハートの改良版。EzはEazy ZAPPINGの略で初心者にも遊び易い仕様になっている。追加要素として、最初から基本的動作が組み込まれた基本プログラムが用意されている事や新プログラムチップの追加やゲームの様々な部分に至る改良が行われている。 何気にグラフィックが改良されていたりもするので初プレイならこちらの方がおすすめ。
評価	あれ？前作必要なくね？：★★★☆☆
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