マリオネットハンドラー
MARIONETTE HANDLER

ハード ドリームキャスト
ジャンル プログラミングロボット対戦ゲーム
発売日 価格 1999.7.29 ¥5800
メーカー マイクロネット
仕様 ・GD-ROM 1枚組
・メモリーバックアップ対応 31ブロック以上
・ぷるぷるぱっく対応
・VGAボックス対応
・全年齢対象
・1人用
・プログラムチップ一覧表付属
・メモリカードを使用して最大8体までトーナメント参加可能
ストーリー

西暦2053年、オペレーションBHAと呼ばれた敵土星基地強襲作戦に
よってアキロフ星人の太陽系侵攻は阻止され、幾度か続いた地球圏
防衛軍とアキロフとの戦いにも終止符が打たれた。

そして現在、地球の勢力はかつての戦場であった土星にまで伸び、
深刻視されていたエネルギー問題も既に過去のものとなっていた。
土星、木星の各衛星に存在する資源採掘基地は、今では巨大な都市
にまで発展し、各惑星圏毎に統合され、小国家として独立した自治権を得ていた。
外惑星の開発が進むにつれ、地球圏防衛軍の制宙圏拡大を必要と感じた
地球政府は、地球中心主義に偏りすぎていた宇宙法を改正、月に軍事的拠点を
移し、軍は各惑星との中継ステーションを中立地帯である小惑星に、最前線基地
を土星第6衛星タイタンに置き、いつ来るやも知れない外敵への防備を強化していた。

一方、金星基地のCAM研究開発所では現行のCAMに変わる第3世代のCAMとして、
AI(人工知能)による先頭の自動化を目的としたμCAM(ミューカム)の研究開発
プロジェクト(μプロジェクト)が極秘裏に進められていた。
しかし慢性的なプログラマー不足から、AI部分の開発がなかなか進展せず、
プロジェクトの縮小を余儀なくされることとなった。
しかも、それに追い討ちをかけるかのように、プログラムのバグによる暴走事故が
多発、ついに政府はμプロジェクトの中止を決定した。
西暦2089年のことであった・・・・・・。

μプロジェクトの中止から一年・・・、地球では「マリオネット」と呼ばれる、人工知能を
搭載した小型ロボットによる格闘大会が行われるようになっていた。
プログラム技術を駆使して独自の戦闘プログラムを組み上げ、ロボット同士を戦わせる
この競技を、人々は「マリオネットバトル」と呼び、プログラムによってロボットを操る者
たちを人は「マリオネットハンドラー」と呼んだ。
マリオネットハンドラーには体力面での制約がないことから様々な層に受け入れられ、
また、激しいロボット同士のバトルは、刺激に餓えた民衆たちをとりこにしていった。
さらに、専用OSによるメンテナンスの半自動化や、ナビゲーターによるネットワーク接続
の簡易化で、パーツ購入から機体メンテナンスまでが一台のコンピュータでまかなえるように
なったことで、様々なメーカーが参入、それが機体の低価格化につながり、一気に
低年齢層にも浸透していった。

こうして、マリオネットバトルが一般化していく中、
一部ではあるが、この競技を別の名前で呼ぶものもあった。
「μプロジェクト」と・・・・・・。

機体 マリオネット
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