マリオネットハンドラー2
MARIONETTE HANDLER 2

ハード ドリームキャスト
ジャンル プログラミングロボット対戦ゲーム
発売日 価格 2000.11.9 ¥5800
メーカー マイクロネット
仕様 ・GD-ROM 1枚組
・メモリーバックアップ対応 ブロック以上
・ぷるぷるぱっく対応
・VGAボックス対応
・全年齢対象
・ネットワーク対応
・マイクデバイス対応
ストーリー

 西暦2053年、土星基地を拠点に進められていたアキロフ星人の
太陽系侵略計画は地球防衛軍の活躍によって阻止された。

 現在、地球の勢力はかつての戦場であった土星まで伸びている。
深刻視されていたエネルギー問題は過去のものとなり、土星、木星
の資源採掘基地は、小国家として独立した自治権を持つまでに至った。
 外惑星の開拓が進み、地球防衛軍の守備範囲拡大を考えざるを
えなくなった地球政府は、月に軍事拠点を移して、各惑星と共同で
組織の再編成を行うことにした。これが地球連邦軍の誕生である。
以降、群はかつての戦いに教訓に防衛を強化することに専念した。
小惑星帯には中継ステーションを、土星第6惑星には最前線基地を・・・・・・。
こうして、外敵に備えた守りは固められていったのだ。

 このような状況にともない、AIによる自動戦闘システム開発計画
「μ(ミュー)プロジェクト」が極秘裏に進められていった。しかし、慢性的
なプログラマー不足によって計画は遅れ、さらに追い打ちをかけるような
暴走事故の多発で、プロジェクトは縮小を余儀なくされる。
やがて政府はプロジェクト自体の中止を決定した。
西暦2089年のことであった・・・・・・。

μプロジェクトの中止から2年・・・・・・。

 地球では「μプロジェクト」の遺産と噂される、AIを搭載した小型ロボット同士を
戦わせる格闘競技「マリオネットバトル」が民衆の間で大流行していた。
そのころ、μプロジェクトと同時期から進められていた「ν(ニュー)プロジェクト
(パイロット搭乗方式のCAM開発)」は、複数機体で互いの生命維持をサポート
しあう「ライフリンケージシステム」の開発成功をきっかけに、次期主力候補
としての期待を一点に集めていた。

 一方、μシステムを提唱し、当時プロジェクトの中心を担っていたクリスタル社は、
「マリオネットシステム」のノウハウを活かした、より複雑で高度な戦闘が可能な
CAMを設計開発することで、νプロジェクトの欠点を浮き立たせ、μプロジェクト
復活の足がかりにしようと画策していた。

 確かにνプロジェクトには克服しなければならない問題が多数あり、
当時μプロジェクトが有力視されていたのもそれらの諸問題の根本的な解決法が
見つかっていないためである。
 1つは、捜査の煩雑さを原因とするパイロット育成問題で、クリスタル社は
これに対し、より高度なプログラミングを可能とする新CPUや新OS(MARCS V2)を
開発することで、プログラム操縦方式における運用の容易さ、コスト面での優位性を
強調した。
 もう1つは、生命維持システムによる積載能力や燃料効率の低下で、これに対して
は、μCAMの積載能力と汎用性の高さを証明すべく、オプション装備用スロットや
高性能バーナーを一体化した「マルチウェポンベイシステム」の
開発計画を、実験段階に移行する決定を下した。

 そして2092年秋・・・・・・
μプロジェクトは新たなステージを迎えた。

新型マリオネットの発表である。

機体 ストームガンナー
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