スプリガンパワード
SPRIGGAN POWEREDハード スーパーファミコン ジャンル シューティング 発売日 価格 1996.7.26 ¥9800 メーカー ナグザット 仕様 ・ROMカートリッジ 1本
・1人用
・ナグザットオリジナルタイトルストーリー 精霊国家シースフェル。
精霊と人間が共存するこの国が、かつて軍事大国ブライズバラの侵略にあい、
精霊戦争と呼ばれる大戦が、ここ惑星ジュラで勃発した。
シースフェルは機械文明との初めての戦闘に窮地に陥るが、
若き精霊使いの活躍により、からくも勝利を収めることができた。
ジュラには再び平和がもたらされ、
民はこの平和が恒久的であるものと信じて疑わなかった。
しかし、戦闘に費やされた精霊たちは、極度の精霊召還や
自然破壊により、人間との共存に疑問を抱いてしまった。精霊との信頼が失われる
それはシースフェルにとって、存亡のかかった重大な問題であった。
そのためシースフェルの王は精霊王と交渉し、とある契約を交わした。
その内容とは、精霊と自然のバランスの回復のため、500年の間、
人類は精霊王が開くゲートによって、いくつかの惑星に移住するというものであった。また、500年後のジュラ再生後、人類が帰還に値するか判断するために、
精霊の力が込められた精霊球で移住先の人類のライブデータを保管し、
帰還のゲートを開く審判を行うということも付け加えられた。
そして、新精霊暦499年。
あの若き精霊使いの子孫を指導者に持つ、移住惑星ジェガは、
突如正体不明の敵に襲われた。このジェガは、精霊との信頼を第一とした
統治方針を取っていため、自治的なもの以外、
戦力や軍隊というものが存在していなかった。このままではジェガは確実に滅ぼされてしまう。
もはや一国の猶予もならなかった。
奴等に対抗するには、いやジェガが生き残るには、
あの精霊戦争で用いられた精霊戦士スプリガンの封印を解くしか
道は残されていなかった。
そう、それが過去の過ちを繰り返すことに他ならないと分かっていながらである。機体 スプリガンパワード 私的レビュー スプリガンの名前を使用しているものの、開発は前作とは違いナグザットが行っています。設定やシステムは精霊戦士スプリガンに近い物を使用しているので、聞き覚えのあるフレーズとかが結構出てきたりします。まぁストーリーは続編と言うか遠い未来の話みたいな感じになってますからね。
そんな訳で火、土、風、水の4種類の武器があり、組み合わせによってショットが変わ・・・らないみたいです。
で、これによって4種類のサブウェポンが使用可能になり、また、それぞれの属性による潜在能力が発揮可能となります。この潜在能力はボムのようなもので精霊ゲージが溜まってる時に出せたりします。
ただ、出し方はボム的な瞬時判断で使えないのが痛い所ですが、まぁ別にボムみたいに緊急回避ってよりは緩やかな攻撃補助って感じなのであまり気にしなくて良いかも。
先ほども出た精霊力なんですが、このゲームでは結構重要です。このゲージを消費する事で敵弾を防ぐシールドを展開する事が可能になる訳です。このゲーム攻略のポイントになる装備です。ゲームシステムだけ並べてみると、「アイテムで武器変更可能」、「溜め攻撃がある」、「シールドで敵弾防げる」とまぁそれだけで結構シンプルな横STGだったりします。
終始無難に遊べるといった感じのゲームです。まぁスプリガンシリーズだと思うと非常に肩透かしを食らってしまう感じなんですが、そこは名前だけでも次いだゲーム。ステキな面も結構ありますよ。
このゲームには「リスキーテク」という得点システムがあり、このシステムが非常に革新的でした。
まぁ要はサイヴァリアのBUZZみたいに当たり判定ギリギリで弾を回避すると得点ボーナスというシステム。
恐らくこのアイデアってこのゲームが初なんじゃないかと思いますよ!誰も知らないから気づかなかっただけで。
これによって無駄にギリギリで交わそうとするSTGらしい遊び方が可能に!!・・・まぁこれを狙ったからって他に何かあるって訳じゃないし得点別にそれを気にするゲームじゃないんで完全なる自己満足ですが・・・。
グラフィックに関しては綺麗で、当時流行りの3D技術によって起こされた自機がステキです。デザインは何か量産型っぽくなりましたが・・・。ストーリーに関しては全く何の説明もないので理解しにくいかと。
一回遊んで意味不明だったら難易度上げて遊べばいいと思います。無難な作りの一部向けコレクターアイテって感じがします。
評価 肩透かし度:★★★★☆ 関連作品 関連商品 --